さわ内科糖尿病クリニック

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きまぐれエトセトラ

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コラム

ダイエット広告の三原則

ダイエットの三原則といえば、食事・運動・継続です。食事に限定してみると、食事内容・食事量・食事頻度(タイミング)という三原則もあります。 ここで話題にしたいのは、ダイエット「広告」の三原則です。以前、何かの講演で聴いて、なるほどと思ったのですが、出典を見つけられないでいます。 その時にまず講師が言ったのは「女性週刊誌の三分の一から半分くらいは、ダイエット広告です。」ということでした。これも本当なのか実際に検証していませんが、ダイエット市場は2兆円の市場規模と言われていますので、あながち荒唐無稽な表現ではないと思います。 そして「ダイエット広告には、共通する三原則があります」というのです。 それは 「はやく」「楽に」「こっそりと」 確かにこの三原則、ダイエットをしたい人の心をくすぐる原則だと思います。誰だって短期間で、さほどの苦労もなく、誰にも知られることがなくダイエットができたら、と考えるでしょう。 この三原則が広告で使われるのは、本来のダイエットの三原則はその逆であることを意味しています。 「ゆっくりと」「いっしょうけんめいに」「周囲の人たちに知らせてサポートしてもらう」 本来の三原則は理屈としては納得できるものの、実行していくのはとても難しいことは言うまでもありません。ダイエット産業は、だからこそダイエット広告の三原則をアピールするのでしょう。 最近は「ある程度はやく」「いっしょうけんめいに」 「周囲の人たちに知らせてサポートしてもらう」というダイエット産業も生まれていますが、このダイエット広告の三原則を意識しながら、ダイエットの広告を見ていくのも一手かもしれません。